SysCloudバックアップはご契約頂いたライセンス数分のユーザーに対してバックアップを行う事が可能になります。
本ページではバックアップ対象とするユーザーの選択方法からバックアップの開始方法について解説致します。
バックアップの初期設定方法について(ユーザー選択〜バックアップ開始)
まずは、SysCloudの管理画面上部メニューの「バックアップ」-「バックアップ開始」を選択します。
はじめにドメインを選択します。セカンダリドメインを設定している場合は、「ドメインを選択」の「▼」から選択する事が可能になります。初期値ではプライマリドメインのGoogle Appsのユーザーリストが自動同期され、リストに表示されます。
※ユーザーリストが表示されない場合は、「ユーザー同期」ボタンをクリックし、リストの同期をお試し下さい。
※一度SysCloudのバックアップ対象に設定したユーザーは、本リストには表示されません。
次にバックアップ対象としたいユーザーにチェックマークを入れ、「追加」ボタンをクリックしますと右側に選択したユーザーが反映されます。
ユーザー単位以外に、グループ単位、組織ユニット単位で追加する事も可能です。
最後に「バックアップ開始(推奨設定を使用する)」をクリックするとバックアップが開始されます。
※バックアップの設定は後からでも変更が可能です。
バックアップが開始されましたら、あとは自動的に1日1回対象ユーザーのバックアップが行われます。定期的にSysCloudの管理画面上で進捗をご確認下さい。
カスタム設定について


「E-mailフォルダを含めます」:迷惑メールフォルダおよびゴミ箱に移動したメールデータもバックアップ対象とするかどうかを選択します。
「ドキュメント修正回数」:ドキュメントの世代管理設定を行います。(1回〜制限なし)
「アーカイブコンテンツの可視性」:可視性を「オン」にした場合、管理者はバックアップしたデータ、メール内容やドキュメント内容などを確認する事が可能になります。「オフ」にした場合はメタデータのみを表示させます。
「ドライブバックアップ」:ユーザー所有のファイルかドライブ全体のファイルを対象にするか選択します。(推奨は「ユーザー所有のファイル」)

「Eメール保存期間」:メールデータの保存期間を設定します。(日、月、年単位もしくは、制限なし)
「ドキュメント保存期間」:最終更新日を基準日としてドキュメントの保存期間を設定します。(日、月、年単位もしくは、制限なし)
「カレンダー保存期間」:イベント日時を基準日としてカレンダーデータの保存期間を設定します。(日、月、年単位もしくは、制限なし)
「エンドユーザアクセス権付与」:ユーザー側でSysCloud上のバックアップデータを閲覧およびリストアできる権限を付与するかどうかを設定します。この権限をユーザーに付与する事により、誤消去等による情報システム部門への不可は軽減されます。
「エクスポート・ダウンロード権付与」:ユーザー側でデータをエクスポートもしくはダウンロードできる権限を付与するかどうかを設定します。
セルフサービスでユーザーに権限を付与した場合、ユーザーが閲覧・リストア・ダウンロードできるデータはユーザー自身のデータのみに限られます。
※設定によってはデータ容量が大きくなり、ご契約容量を超える場合がございますのでご注意下さい。