Google Apps for Educationにおけるネットいじめ対策

本記事はGoogle Apps for Educationを活用されている学校様にはぜひ読んで頂きたい記事です。

インターネットの隠れた脅威から生徒を守るという課題

ここ数年で爆発的に普及したスマートフォンの影響により、現在では小さなお子様からお年寄りまでいつでもどこでもインターネットを利用して世界中の情報を収集したり、友人同士での情報交換を行うことが可能な世界になりました。

一昔前と比べて格段に便利になった反面、ネットリテラシーの低い方や子供達にとっては隠れた脅威が存在しており、Google Appsを教育現場で活用する際に、考えられる脅威としては大きく5つ挙げられます。

    1. ネットいじめからの自殺や暴力
    2. 個人情報の漏洩
    3. 不快なコンテンツやポルノなどによる影響
    4. サードパーティ製アプリのインストールによるデータ漏洩やデータ削除
    5. 誤操作による重要データの消去

特に、1.の「ネットいじめ」は生徒の生死に関わる脅威となるため、この点については重要視していく必要性があるかと思います。

「いじめ問題」はリアルからネットの世界へ

最近では、学生生活における「いじめ問題」は現実世界で起こる前に、ネットの世界からはじまる傾向が高いという話を良く耳にします。

横浜国立大学の講演記録によれば

ネットトラブルのデータ分析を行った結果、ナンバー1は誹謗中傷、ナンバー2は個人情報の掲載であり、この2つはだいたいセットとなっており、個人名を出して、誹謗・中傷をするということが多い。

この様な事件は多々発生しており、どのような学校においてもこの手のトラブルはほとんど起きているのである。

引用元:スマホ時代のネットいじめ

非常に残念なことではありますが、これが現実のようです。

特にメールでのやりとりでは感情が伝わりにくいことが多く、分別の付かない子供達がメールを利用した際に無意識のうちに相手を傷つけてしまったり、言葉足らずの文面から誤解を招いていじめ問題に発展していくこともあります。


総務省が発行した「平成27年度総務省調査研究「インターネット利用におけるトラブル事例等に関する調査研究」によれば、高校生の約6割がインターネット上のトラブルや問題行動に関する行為を経験しているという結果が出ています。

このような状況を踏まえ、総務省が2016年4月に公開した「平成28年度行政評価等プログラム」には、行政評価・監視を予定しているものとして、

● いじめ防止対策の推進
教育再生に向けての重要課題であるいじめ防止対策(早期発見・早期対応対策・インターネットを通じて行われるいじめ対策、外部専門家を活用した取組、地域関係機関との連携協力推進 等)の実施状況等

と記載されておりますので、今後、学校側では構内で利用しているGoogle Apps内、特にGmailなどの利用状況を調査する必要性がでてくるのではないでしょうか。

Google Apps内で発生するいじめ問題を未然に防ぐ

いじめ問題について監査目的としてGmailなどのやりとりを調査することも重要ではありますが、ネットいじめが発生しないように未然に防止していくことも重要かと考えられます。

正直、FacebookやLINEなどのSNSやスマホのメールなどで起こるいじめ問題については学校側としては対策が難しいとは思いますが、学校側が支給しているGmailなどについては防止策を講じていた方が良いかと思います。

SysCloud(シスクラウド)は2016年8月時点で150万ユーザー以上の導入実績を誇りますが、海外では多くの高校や大学が、いじめ問題への取組としてSysCloudのセキュリティ機能の一部である「コンプライアンス管理」を利用されています。

cyberbullying

SysCloudのコンプライアンス管理から「新しいポリシーを作成」から、テンプレート「Cyber Bullying(ネットいじめ)」を選択し、カスタマイズを行うことで学校側が指定したキーワードが含まれたメールのやりとりがあった際には本人および管理者、指定したメールアドレスへアラートを送信することが可能です。

2016年9月時点では、本テンプレートは英語版のみとなっておりますが今後日本語版のテンプレートを搭載していく予定になっています。

この機能を利用することで、少なからずGmailやドキュメントを利用したネットいじめ問題の防止に繋がります。

SysCloudのコンプライアンス管理機能は学校だけではなく、企業内でも有効に活用出来る機能です)

関連記事

  1. 情報漏洩の原因の82%が「内部不正」という事実。
PAGE TOP